ニキビ内服薬
保険診療のニキビ治療で改善しない方のために、自費診療での内服薬もご用意しております。
いままでのニキビ治療で効果がなかったかたにお勧めしたい治療方法です。
①アクネトレント(一般名:イソトレチノイン)
②ホルモン療法(スピロノラクトン)
③低容量ピル(マーベロン28)
いままでのニキビ治療で効果がなかったかたにお勧めしたい治療方法です。
①アクネトレント(一般名:イソトレチノイン)
②ホルモン療法(スピロノラクトン)
③低容量ピル(マーベロン28)
アクネトレント(一般名:イソトレチノイン)
~ニキビ治療の切り札~
アクネトレントはイソトレチノインというビタミンAを有効成分とするお薬であり、難治性かつ重症のニキビ患者さんに対して処方可能なお薬です。海外では「ニキビ治療の切り札」としてニキビ治療に必要不可欠な薬剤として認知されていますが日本では厚生労働省の認可がおりていないため自費診療での処方となります。【アクネトレントによる主な効果】
【皮脂線を退縮】経口イソトレチノインには、直接的な抗菌作用はありませんが、皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります 。この作用により、アクネ菌が定着できなくなり、抗生物質よりもアクネ菌の数を減らすことができます 。イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシス(組織を良い状態に保つための細胞死)を促すため 、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。
【細胞を正常化】
イソトレチノインは、細胞に働きかけて、皮脂腺細胞や表皮細胞を正常化する働きがあります 。皮脂腺が発達しすぎて肥大する「脂腺増殖症」での治療効果も認められており、治療終了後も皮脂腺が正常化している割合が多いことも報告されています 。皮膚の細胞が正常化すると、異常な角化(皮膚が厚くなり、毛穴がつまる)が起こらなくなり、毛穴がつまらなくなればニキビの炎症が起こらなくなります。
【抗炎症作用】
イソトレチノインは、ニキビの原因であるアクネ菌に対する細胞の免疫応答を正常化する「免疫調整作用」を有することも報告されています。つまり、過度に免疫が反応して炎症が起こるのを防ぐ作用があるため、ニキビの炎症が起こりにくくなります。
【標準的な治療期間・回数】
個人差はありますが、1日1回の内服で早い方では4週間~、一般的には16週間ほどの内服で効果が実感できるようになります。さらに、約半年の内服終了後、3~5年ニキビができにくくなるといわれています。【注意点・副作用】
・胎児の催奇形性があるため内服期間中と内服終了後6ヶ月(男性は1ヶ月)は避妊が必要です。妊娠授乳中は内服できません。・15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方は骨の発達障害が起きる可能性があり内服ができません。
・乾燥や紫外線に反応しやすくなるため保湿や遮光をお願いします。
・大豆アレルギーの方は内服できません。
・処方には医師の診察が必要となります。
- アクネトレント10mg(30日分)
- 16,500円
- アクネトレント20mg(30日分)
- 19,800円
ホルモン療法(スピロノラクトン)
~女性の難治性にきびに~
スピロノラクトンは、長年高血圧治療に用いられていたお薬で、高い利尿効果があります。 この利尿効果とは別に、男性ホルモン(アンドロゲン)の働きを抑える作用が認められており、この作用により大人ニキビを改善していきます。 服用にあたり、いくつかの注意点がありますが、ニキビに対する効果は非常に高く、服用の中止後もリバウンドが起きにくいと言われています。始めは100mgから開始をし、症状の改善を見ながら徐々に減量していきます。【ホルモン療法(スピロノラクトン)による主な効果】
【炎症の軽減】皮脂過剰による炎症を抑え、赤みや腫れのあるニキビ(炎症性ニキビ)の改善にもつながります。 ホルモンバランスの調整: 生理前に悪化するニキビなど、ホルモンバランスの乱れが原因のニキビに特に効果的です。
【細胞を正常化】
男性ホルモン(アンドロゲン)が皮脂腺に作用するのをブロックし、皮脂の過剰な分泌を抑えます。
【毛穴の詰まり防止】
皮脂が減ることで、毛穴が詰まりにくくなり、ニキビの発生を初期段階から防ぎます。
【標準的な治療期間・回数】
1回1錠、1日1~2回内服します。症状の改善に伴い減量し、6~9カ月程度の内服期間となることが多いです。【注意点・副作用】
・18歳以上の女性が適応となる治療法です。・電解質異常・胸の張り・低血圧・頻尿・生理不順(無月経)・不正出血・うつ・肝斑・多毛・発疹などの副作用が出る場合があります。
- スピロノラクトン25mg(28日分)
- 1,980円
- スピロノラクトン50mg(28日分)
- 3,300円
- スピロノラクトン100mg(28日分)
- 6,600円
低容量ピル(マーベロン28)
~生理前にニキビが悪化する方に~
マーベロン28(一般名:デンゲストレル・エチニルエストラジオール配合)は黄体ホルモン様・卵胞ホルモン様物質の合剤で、排卵抑制作用のほかに、子宮内膜変化による着床作用や頭管粘液変化による精子通過阻害作用により通常、避妊やPMS改善して目的で用いられますしかしニキビも女性ホルモンの影響が強く、従来の治療で改善しない女性のニキビにおすすめな治療法です。
マーベロンは他の低用量ピルに比べ、ニキビの一時的な悪化が起こることが少なく、副作用も軽度かほとんどありません。
スピロノラクトン内服を併用するとより効果が出やすいですのでお勧めです。
また旅行や海に行く時などに、生理の日程を早くしたり遅くしたいと思ったことはありませんか?ピルによって月経を移動させることが可能です。
【低容量ピル(マーベロン28)による主な効果】
【大人ニキビの改善】特にフェイスライン(あご・口周り)に周期的にできるニキビに有効です。
【皮脂の過剰分泌の抑制】
テカリや毛穴の目立ちが改善されます。
【肌の水分保持力の向上】
ホルモンバランスが整うことで、肌全体のコンディションが良くなる傾向があります。
【標準的な治療期間・回数】
1日1錠を内服します。内服期間に制限はありませんが、40歳以上では血栓リスクが高まるので要注意です。45歳以上は内服できません。【注意点・副作用】
・初潮発来後半年以降から内服可能ですが骨成長への影響を考慮する必要があります。・40歳以上で慎重投与、45歳以上は内服できません。
・妊娠中・授乳中は内服できません。
・血栓ができやすくなるため、喫煙や併用内服薬に注意が必要です。
・頭痛、悪心、発疹、肝機能異常、不正出血、胸の張りなどの副作用があります。
- 低用量ピル(マーベロン28)
- 3,300円
注意事項
・不適切な使用方法の際に発生するトラブルにつきましては一切責任を負いかねます。・治療の効果は体質や基礎疾患、食事や日々の運動量にも影響を受け、個人差があります。
・この治療の一部は国内未承認の医薬品を用いた自由診療です。薬機法に基づき、当院医師が個人輸入手続きを行った医薬品を使用します。国内においては、他の同一の性能を有する承認品はありません。 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。ご注意ください。

